「不定期で書。」 このコーナーは、書道毛筆10段の南波志帆が気の向くままに漢字一文字で気持ちを表すコーナーです。

「翔」 (2012.1.1)

翔

2012年。あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。充実した素敵な一年にしましょうね。14歳の時から想い続けている、10代のうちに武道館でライブをするという夢。かなえることのできるタイムリミットまで、あと一年半。夢をかなえるためにも、今年は今まで以上にたくさんの方に南波志帆を知ってもらわなければならない。自分の内面と外面を磨いて、魅力的なアーティストになります。自分に厳しく、よりストイックに。活動の場を広げるために、全力で努力できる環境がありがたい。なぜなら、努力した先には、楽しみなことがたくさん待っているから。それは、みなさんにとっても楽しみなことかな。だとしたら、とってもうれしいな。いつも応援して下さっている大好きなみなさんに、恩返しができるように。わくわく、どきどきする世界を見せれるように。夢のステージに連れていけるように。わたしは、翔るよ。高く、たかく。夢を叶えるために。

「繋」 (2011.12.30)

繋

今年は、いろんなものが繋がってゆく一年でした。それは、新たな人との出会いであったり、親しい人との絆がより一層強くなったり、昔からがんばってきたことが少しずつ報われてきたり。様々なことがあったけれど、自分の進んできた道は間違っていなかったと思える瞬間が何度もありました。特にその瞬間を感じることができたのは、ライブ。この一年は、目まぐるしく変化してきたと思う。技術的な面、見せ方などのパフォーマンス面、もっとみなさんを楽しませたいという気持ちの面。みなさんと気持ちを繋げることができるライブは、私にとって本当に大切な存在です。だから、これを読んで下さっているみなさんにもライブを観て頂きたい。生の私を、その目で確かめてもらいたい。空気感や、雰囲気を、直接感じてもらいたいのです。自分の音楽、自分の言葉、自分の想いを直接伝えられるライブをこれからも大切にしたい。自分のできる最大限のところまで、ライブを極めていきたい。もっと、できることがあるはず。そんな想いが私の中で、どんどん大きく膨らんでいます。みなさん、楽しみにしててくださいね。来年も。さらなる高いステージを目指して。ありがとう、2011年。

「途」 (2011.11.24)

途

初のワンマンツアー。今回は、福岡、大阪、東京と全国3ヶ所で行わせていただいたのですが、どの会場もすばらしい一体感。みなさんの熱や、高揚感が直に伝わってきて、しあわせな時間でした。どうも、ありがとうございました。私はあの日のことを一生忘れないでしょう。15歳の時にインディーズデビューしてから、早3年。コンプレックスだった自分の声を、初めて好きになれた日。初めてのレコーディング。初めてのCDリリース。初めてのライブ。ステージの上に立ちスポットライトを浴びた瞬間、走馬灯のように思い出す。そして、みなさんの笑顔に出会う度に、歓声に包まれる度に、いつも実感する。「わたしの生きる道はここだ」と。私の天職だということ。私がいま、こうして歌い続けていられるのは、みなさんの支えがあるから。本当に、感謝しています。私はつくづく人に恵まれている。これからも素敵な出会いに感謝しつつ、さらなる高いステージを目指して精進します。

「信」 (2011.10.21)

信

10月も半ばになりました。頬を撫でる夜風が冷たくて、しんとした秋を感じます。秋といえば、私の初めてのワンマンツアー「THE NANBA SHOW『FANTASIC STORY』TOUR 2011」が始まります。まもなく。初めてワンマンライブをしたあの日から気付けばもう一年経っていて、相変わらずの時の流れの早さに驚いてしまいました。あの日から今日まで、たくさんライブをしてきた。様々なライブハウスで、その時々にベストな「今」の私を表現してきた。もちろん、毎回自分なりに反省点があり、その都度考え、成長してきたと思う。より一層、歌うことが好きになった。自分の存在価値を見出せるライブを、心から純粋に楽しめるようになった。私の歌を聴きにきてくれるみなさんを、もっともっと楽しませたいと思うようになった。みなさんと過ごすライブが、大切な私の居場所になった。「今ならあの日のライブを越えることができる。」そう思えたのです。だから私は歌います。あの日の自分が、今の私のライバルです。

「時」 (2011.10.14)

時

学校からの帰り道、ほんのり漂う甘い香りが金木犀の香りだと気付いた時、胸がきゅんとしてしばらく立ち止まってしまった。去年までは気付けなかった甘い香りの正体が分かるようになった自分に、去年よりも成長した自分を感じた。18歳という微妙な年齢。完全に大人でもなければ、完全な子供でもない。ただ1つだけ分かることは、今の年代が1番変わってゆくということ。からだも、こころも。常に変わってゆくから、その時々に、今しか見せることのできない私がいるのです。「今のありのままの私をみなさんに見てもらいたい。」今回のワンマンツアーにはそんな意味も込められています。少女から大人へ移り変わっている今の南波志帆をその目で確かめに来てください。そして、今しか見れない南波志帆をその目に焼き付けてください。

「顧」 (2011.8.29)

顧

懐かしいって、大きなお砂糖のかたまりが心の中でじわじわ溶けてゆくような感覚。あの頃に戻りたいと胸がきゅんと痛くなったり、ふわりふわりとしあわせな気持ちになったり、急にさみしくなったり、不思議な気持ち。未来の私が過去を振り返った時にどんな気持ちになるかは、いま過ごしている「今」が重要。私は振り返った時に、とっても甘い懐かしい気持ちになりたいから、そのための今を生きています。時間は刻々と過ぎてゆくから、立ち止まっている暇なんてないのです。いつも前を向いていたいな。

「空」 (2011.8.19)

空

暑いのは苦手。だけど、夏は好き。透きとおるような青い空とふわふわとした天使の羽根のような白い雲がとってもきれいだから。ずっと見ていたくなる。まるで時間が止まってしまったみたいに。のんびりと過ごすこの季節は、優しさに包まれているような感覚になります。そして、この季節はいつも振り返った時にキラキラとした思い出になる。不思議で素敵なこの季節。

「儚」 (2011.8.15)

儚

うるさいくらいに鳴く蝉の声で、目覚めた朝。夏を感じます。彼らは何年も土の中にいて、7日間という短い期間だけ、外の世界に出て夏を知らせることができる。その儚さが、風情となり、私たちのこころの中に残る。人も生まれた時から、永遠に続くことはない大切な時間を刻みながら生きています。終わりのある、限られた時間だからこそ、今を一生懸命生きようと思うし、その一瞬が輝くような気がします。だから人は儚くて、美しいのかもしれない。そんなことを考えた、8月13日。お盆の朝。